金城模(キム・ソンモ)著、新藤祐樹譯、晋遊舎刊。以前に出た有学書林刊、佯病説(ヤン・ビョンソル)の「嫌日流」とは別物(兩者の關係については朝鮮|дﾟ)ｶﾝｻﾂ日記 - マンガ嫌日流の作者のインタビューﾜﾛｽｗｗｗを參照のこと)。畫力は慥かに山野車輪よりある氣…

谷川流著、いとうのいぢ插畫。角川スニーカー文庫[168-9]。ISBN978-4-04-429209-6。本體514圓+税。札幌市内にはけふになってやうやく入荷。涼宮ハルヒシリーズ久々の長篇。來月發賣の「涼宮ハルヒの驚愕」と併せて上下卷構成になってゐる。

フルメタル・パニック!の最新卷。賀東招二著、四季童子插畫。富士見ファンタジア文庫[92-19]。ISBN978-4-8291-1911-2。580圓+税。テッサの衝撃的な凋落から描かれ、ミスリルの後ろ楯がなくなったTDDと、獨自に行動する宗介が再び結集するお話。OMFの最後で致…

熊谷雅人著、えれっと插畫。MF文庫J[く-02-04]。580圓。豫告されてゐたとほり短篇集。先週發賣だって判ってゐたのにごたごたで忘れてゐた。最初は繪師買ひしたのに、熊谷雅人の文章はなかなか魅せてくれる。脇役にスポットを當てた短篇でも基本的に一人稱は…

「リリアとトレイズファンブック」に收録。このファンブックには初めにビギナーズガイド『リリトレ』世界の歩きかたと稱したストーリーと人物の紹介がある。もちろん黒星紅白ではなく晴瀬ひろき版イラストでの紹介なので多少似てゐないのは、まあ良いとして…

電撃文庫[し-8-20]。ISBN978-4-8402-3754-3。時雨沢恵一著、黒星紅白畫。本體510圓+税。今月の新刊。時雨沢さんはもう二十册の大臺に掛ってゐるんですね。卷末には讀切短篇「小生意気なガキ・超拡大版」收録。下卷[VI]は來月發賣豫定。帶の文句が妙に意味深…

滝本竜彦。文庫版、角川文庫[た 48-1]。本體514圓+税。平凡な高校生がセーラー服の美少女と共に不死身のチェーソー男と戰ふ話。舞臺は某北国のちょっとした地方都市といふことになってゐるが、物淒く判りやすい。明確な傍證はいくつもあるが、序盤の状況から…

西尾維新。講談社BOX[ニA-03]。2006年大河ノベルの第一話。980圓。講談社BOXのページにてPDF形式で第一章を讀むことが可能。刀を持たない劍士だといふからてっきり、主人公が輕妙な戲言で十二人を次々と斃してゆく話なのかと思ってゐたが、なんのことはない…

熊谷雅人著。えれっと畫。MF文庫J[く-02-01]。580圓+税。初めてラノベを繪師買ひした。ジャケ買ひぢゃなくて繪師買ひ。全篇通しての盛り上がりに缺けるものの、それなりに樂しめた。といふか和んだ。最後の落ちはどうかと思ったけど、話は續くので二卷も買ひ…

時雨沢恵一。電撃文庫。610圓+税。『アリソン』シリーズの第一作。舞臺は地球ではない、人間の住んでゐる惑星。一つの大陸が東西に分れて爭ってゐる世界で繰擴げられる物語。主人公は"西側"ロクシアーヌク連邦共和国の學生ヴィルヘルム・シュルツと空軍少年…

西尾維新。講談社ノベルス[ニJ-17]。學校圖書室。順番待ちしてたら、こんな時期になってしまった。「かるーく零崎をはじめるちや」。ファウストに掲載された『狙撃手襲来』『竹取山決戦―前半戦―』『竹取山決戦―後半戦―』に加へて、書き下ろしの『請負人伝説…

西尾維新。講談社BOX[ニA-02]。上卷よりお安く、1500圓+税。401ページ、19cm。ちなみに上卷は446ページ。上卷の記事は平成十八年十一月四日土曜日。第四話『なでこスネイク』と第五話『つばさキャット』の二篇を收録。あとがきによると、100%趣味で書いたさ…

恩田陸。2004年初刷發行。1700圓。選擇國語の授業で圖書室に來て本を讀めと言はれたのでこれを選んで讀んだ。授業時間に讀んだので、通讀に掛った時間は大體70分くらゐ。郊外の大型商業施設で原因不明の事故が發生し、その關係者・生存者に調査員が聞取り調…

本を買って即日讀切るのはかなり久々かもしれない。谷川流著、織澤あきふみ插畫。610圓(税拔)。「ボクのセカイをまもるヒト」の短篇集。電撃マ王*1に連載。表紙は今のところの總キャラ……と思ったら津波はゐないのかな。裏表紙は香炉のヌイグルミではなくへっ…

その金で西尾維新の「化物語(上)」を購入。定價1600圓(税別)。アナザーノートを買はうか迷ったけど、結局こちら。「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」まで讀了。西尾維新がまとも(?)なラヴコメを書くと、尋常でなく面白い。一見、xxxHOLiC……といふかアナザー…

岩田洋季著、室井麻希插畫。學校の圖書室で借りた本。「護くんに女神の祝福を！」シリーズはまだ讀んでゐない。天才的な繪の才能を持つ少女の話。虐げられてゐた少女、国崎桜花は母親の自殺により主人公の家族に引取られ、非凡なる繪によって人々に感銘を與…

讀了。惡魔と浴衣の天使と全裸の幼女の死神がエロトークする話。最初は際物かと思ったが、中々面白かった。氛圍氣が戯言シリーズ、といふか西尾維新に似てる。主人公は適當に誤魔化すの得意だし*1、戯言っぽいことも言ふし。「きみぼく」がハッピーエンドだ…

下卷は既に持ってゐたので上卷を圖書館で借りてきた。この本は日本語と他國語をさまざまな側面から眺め、日本語の一般性・特異性、長所・短所、問題點などを擧げてゐる。――と書くと小難しく見えるけれど(實際小難しく退屈な箇所もいくらかはある)、ことばに…