平成十九年三月二十五日日曜日
きのふは友人が新居に來たいといふので招いた。參加した三人のうち、ひとりは用事のため、もうひとりは少しでも金を浮かしたいと言ったので日歸りし、殘ったひとりが泊まった。このために考へた最良のプランは以下のとほり。
- 三人が驛で青春18きっぷを買ひ(現在は特價で8,000圓)、二回の乘換へを經て驛まで行く。
- 日歸りするふたりが18きっぷを持って乘車し歸る。
- 殘ったひとりは札幌驛までバスで行き、高速バスで歸る。
- 殘った二回分を俺が買取り、こちらに封書で郵送してもらふ。
それで、けふはメルヘヴンまで見てからバスで一緒に町まで出て少し遊んだ。といっても大通で降りて全國展開してゐる、アニメ專門店の代名詞的なあのショップに行ってきた。そのショップで別段買ったものはない。でも隣の建物のとらのあなでMOSAIC.WAVの4th「ギリギリ科学少女ふぉるしぃ」を買ってきた(いつも行ってゐるショップはなぜか扱ってゐなかった)。疑似科學(最近ではえせ科學とかにせ科學とかいふらしい)ネタが滿載で樂しい曲。今まで視聽版のMP3ばかり聽いてゐたので二番の歌詞で笑った。――よく出来た科学が魔法と区別がつかないせいで、よく出来ていない科学も、魔法と区別がつかない。
で盛大に腹を抱へた。高度に発達した科学は魔法と区別がつかない
の譯で有名な*1クラークの第三法則Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic.
ですね。慥かこのことばはスーパーロボット大戦EXのリューネの章冒頭で知った。でもA.C.クラークの著書はまだ讀んでゐない。
*1:Any sufficiently
を高度に
と簡潔に意譯したのは譯者が結構苦心したのだらうと思ふ。