ibis社が獨自IME搭載のエディタを開發中
攜帶フルブラウザのibisBrowserで有名なibisが攜帶電話向けの獨自IMEを搭載したテキストエディタJAVAアプリを開發してゐるやうです。SKKのMLにこんな投稿が。以下引用。
SKK オープンラボ 様
株式会社アイビスの澤村と申します。
現在弊社では携帯電話のJavaアプリでテキストエディタを開発しているのですがSKK-JISYOを使用したく、ライセンスについて確認したくメールさせていただきました。
開発中のテキストエディタは有償で販売する予定で、IME機能をつけたい考えております。現在はその中で使用する辞書を探している段階で、SKK-JISYO.*の利用を考えているのですが問題ありませんでしょうか。
辞書はネットワーク上で公開し、Javaアプリ初回起動時にネットワークから自動ダウンロードさせたいと考えております。
もし条件や契約などが必要でしたらお教え願います。
もし送付先が間違っていたら申し訳ありませんが担当の方に転送願います。
以上、よろしくお願いいたします。
《フッタ省略。擔當者名・會社住所》
GPLの基本として、「自由に使用出來る」「配布を制限してはならない」の二點。有償だらうと無償だらうと勝手に使っても良いけど、弄って配布する場合はソースコードも提供しなきゃ駄目よ、ってことだけど、そんなに判り難い概念だらうか。
ちなみに「パッケージに同梱しなけりゃならん」とか「Web公開しなきゃいけない」といふ類ひのものではなく、GPLであることを明示して、請求を受けた時にその者にだけ提供すれば良いのである。これらの手法はオープン開發されてゐるソフトウェアで積極的に利用されてゐるといふだけのこと。
この事例ではGPLの辭書はアプリと一體でないので、專用に改變した場合、請求があった時に辭書データだけを實費で提供すれば十分でせう。アプリ本體のソースコードを公開する必要は無いと思ひます。