歴史的かなづかひ for MS-IME

この辭書は「以前公開されていた辞書データを補強したもの」ですが、その公開元のサイトの名前は忘れてしまひました。結構昔に閉鎖してしまったといふのは憶えてるんですが、閉鎖してからお氣に入りなどから消してしまったために名前が分からないんですよ。LCPとかいちおうずらっと眺めたんですがどうも憶えのある名前はありませんでした……そこで公開されてたものも「私的に使ってゐるものを公開してみます」みたいな感じでした。本當はどこで公開されてゐたものが元かといふのはちゃんと記すべきなのですが……

たぶん、平成十九年三月十八日日曜日に對してのコメントだと思ふ。出所不明だけど、まあ良いんではないかなと。せっかく不完全な點が多くあるだらうと思ひますので、できるかたはどんどん改良してよりよくなった辭書を公開してくださるやうお願ひします。と書いてあるので、自作のWX310K正字辭書の内容を繼足してみました。WX310K辭書は基本的に名詞中心で都合上品詞の區別はしないので、てっとり早くサ變名詞のみ區別してインポート⇒ソート⇒二重行の削除をしただけです。なので形容動詞だとかは特に弄ってゐません(但し「的」だけは直しました)。差分をとってみると、大體二千四百語くらゐ増えてゐました。いかんせんこちらは未完成開發途上の辭書で未入力の語彙も多數殘ってゐるので今後の増減がありますが、多少の足しにはなってゐると思ひます。あとは「灣曲」⇒「彎曲」などの誤りを少しだけ直しました。あと「ひろげる」「ひろがる」といふ動詞のときは「擴」の字を使った方が適切だと思ふのですが、單純な置換もどうかと思ひ面倒なので放置しました。自分はMS-IMEを一切使ってゐないので動作確認はまったくしてゐません。しばらくメンテナンスもしない豫定なので、勝手に流用していただけると助かります。

追記

Mozilla系でしかアクセスできないので眞當なファイル名に直しました。

  • http://greengablez.net/歴史的かなづかひ for MS-IME.lzh