平成十九年三月二十日火曜日

けふは高校の友人のライヴに行ってきた。友人の屬するバンドを含めた同學年の三つのバンドが共同で會場を借りきって催した卒業ライブと銘打たれたイヴェント。そのバンドとは、もともとメンバーのひとりと入學以來親しくしてゐて、一年前に部活の關係でバンドの結成を知ったのが縁。あまり生でライヴから。演奏された曲のほとんどがオリジナルの樂曲ではなくてメジャーバンドのコピーで、JASRACの方から人が來かねないライヴだった。友人たちはヴィジュアルバンドの信奉者(?)で、さういふ類ひのバンドの曲を演奏してゐたらしい。それでも淒いギタープレイだと思ったが、終ったあとに聞いてみたところ、原曲を知ってゐればミスが目立っただらうと言ってゐた。それでも最後の曲がPENICHILINのロマンスで、これは俺も諳で歌へるくらゐ知ってゐるが、巧い演奏でなほかつヴォーカルも綺麗に再現してゐた。