平成十九年一月十九日

氣付けば、けふから學校は新學期。しかも明日はセンター試驗。

隣町の圖書館から借りた本の返却期限が迫ってゐたので、きのふの23時から那須正幹ほか五册を讀んでしまった。けふのうちに返しておきたかったのだけれど、2時には眠くなって寢てしまった。

で、久々に名探偵夢水清志郎シリーズを讀みたくてわざわざ暮れに隣町まで足を運んだのだけど、最近はスーパーロボット大戦Jに熱中してゐたので期限まで積んでゐた。きのふのうちには夢水清志郎は二册しか讀めなくて學校で殘り三册を讀んだ(用件をひとつひとつ片付けながらだらだらと讀んだので四時まで掛った。)。

印象的だったのが第六作『機巧館のかぞえ唄』。夢だとか作中作だとか、叙述トリックがふんだんに用ゐられてゐる。恥づかしながら、いままでに本格、といふかそもそもミステリは清涼院流水とか西尾維新くらゐしか讀んでゐなくて、せいぜいが森博嗣を少し讀んだばかりなので、ネタがさっぱり判らない。卷末の解説を信じると、ミステリに精通してゐれば泡坂妻夫京極夏彦がゲスト出演してゐるのが判るらしい。ほかの本格や古典を讀んで出直してみたい。