平成十八年十一月十七日金曜日

特筆すべきこともなし。まずい、赤いかも知れない。しかも月曜は古典と選擇國語なので今さら勉強すべきこともなく。仕方ないのでYoutubeと讀書と辭書。

井上ひさしの「東京セブンローズ」を途中まで。「舊字舊假名」として書かれてゐるけど、用字には粗が多い。「*1」「掘りげる*2」「って*3」「人*4」「*5」「*6」「*7」「一應*8」とか。鳩笛雑記帳-2006年11月19日で指摘を受けました。竹林さん、ありがたうございます。

辭書もいろいろ調整。かなり作業が進んだ。試驗が濟んだら第二水準の部首單漢字變換辭書でも作らうかと思ってゐたけどSKK辞書を見たら、想定してゐたのとまったく同じSKK-JISYO.JIS2があったので移植。ライセンスはGPL

*1:「注文」=「註文」の代用表記。

*2:「廣げ(広)」=「擴げ(拡)」の代用表記。

*3:「濳」=「潛」の異體字。

*4:「人參(人参)」=「人蔘」の代用表記。

*5:「格」=「挌」の代用表記。「挌鬪」が正しい。

*6:「營養」が正しい。

*7:「模」=「摸」の代用表記。「摸造」が正しい。

*8:「一應(一応)」は混同された別語。現代の意味では「一往」が正しい。